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情報名 :クマの公開シンポジウムのお知らせ No.0347
   発信日 : 2001−11−23日

<信州環境ネット>の皆さま

A@軽井沢 です。
ツキノワグマについての公開シンポジウムが下記のように開催されます。
各地のクマ対策・問題点などの発表の他、クマをテーマにした環境教育プログラム
の実施も予定しています。
転載も大歓迎です。よろしくお願いいたします。

******************** 公開シンポジウム ************************
   長野県におけるツキノワグマ保護管理と各地のクマ対策事情
        〜人とクマが安全に暮らすために〜
****************************************************************
【シンポジウムのスケジュール】

●日 時:2001年12月8日(土)、13:00-16:10
    (16:15-16:45まで環境教育プログラムを行います)
●会 場:軽井沢町中央公民館大講堂(軽井沢大字長倉2353-1)
●参加費:300円(資料代として)

※会場は中軽井沢駅改札を出て、中軽井沢の交差点を渡ってから右折。そのまま直進
し、湯川橋を渡り50m進むと軽井沢町役場まできたら左折し直進150mです。中軽井沢
駅から会場まで、徒歩で約10分です。


●受付開始 12:00〜
●開会(13:00−13:10)  総合司会:小山克(星野リゾートピッキオ)
  主催者の挨拶
    星野 佳路 (星野リゾート社長)

●第1部:長野県のツキノワグマ保護管理 (13:10−15:35)
 1.長野県におけるツキノワグマ保護管理の現状と課題(15分)
    中澤 憲昭 (長野県森林保全課)
 2.長野県におけるツキノワグマ保護管理の問題点と提案(15分)
    林 秀剛 (信州大学理学部教授)

●第2部:各地のクマ対策事情 (13:45−15:35)
 1.知床半島に生息するヒグマの保護管理対策(40分)
     山中 正実 (斜里町環境保全課自然保護係長・研究員)

○休憩(14:25−14:35)

 2.広島県戸河内町に生息するツキノワグマの保護管理対策(20分)
     栗栖 浩司 (広島県戸河内町)
 3.群馬県桐生猟友会の取り組み(20分)
     岩崎 國廣 (群馬県桐生猟友会会長)
 4.軽井沢町に生息するツキノワグマの保護管理対策(20分) 
     田中 純平(星野リゾートピッキオ)

(第2部2.−4.の御講演の間に軽井沢町長が挨拶される予定です)

○休憩 (15:40−15:50)

●質疑応答/コメント(15:50−16:10)

●閉会 (16:10)
  閉会の挨拶
    南 正人  (星野リゾートピッキオ代表)


●環境教育プログラム 「スポットの棲む森」(16:15-16:45)
   桑田慎也 ・ 金田泰江 (星野リゾートピッキオ)

主催:星野リゾートピッキオ
協賛:軽井沢ワイルドフォレスト
後援:長野県、軽井沢町、どんぐり運動の会、信州ツキノワグマ研究会、日本クマ
ネットワーク、SBC信越放送、テレビ信州、長野朝日放送、長野放送、NHK長野放送
局、朝日新聞社長野支局、信濃毎日新聞社、読売新聞社、FM軽井沢(順不同)

*講師、発表内容、時間などは当日変更になる可能性もありますので、予めご了承く
ださい。

●公開シンポジウムのお申し込み締め切り日
  平成13年11月30日(金)まで
*参加費は当日受付で徴収いたします。

●お申し込み・お問い合せ先
〒389−0194 長野県北佐久郡軽井沢町長倉星野 星野リゾートピッキオ 田中宛て
  (FAX) 0267-46-3818    (E-mail)  junpei@hoshinoresort.com

★参加希望の方は上記連絡先(星野リゾートピッキオ・田中純平)まで
 手紙、ハガキ、FAX、またはe-mailでお願いします。


【公開シンポジウムの趣意】

 ツキノワグマは本州の豊かな自然環境を象徴する大型野生動物です。その昔、森の
奥深くに暮らすクマを人々は「山の神」として畏敬の念を払い、森に住む隣人として
共に暮らしてきた時代がありました。しかし、天然林の伐採や土地開発、道路整備な
どの開発行為により生息域を追われたクマが人里にまでしばしば出没し、農作物や果
樹・養蜂・林業などに被害を及ぼすといったことが頻繁に起っています。また、クマ
が人里に出没すること自体が住民に精神的被害を与えるということから、毎年多くの
ツキノワグマが有害鳥獣駆除によって捕殺されています。既に九州・四国・西中国山
地・東中国山地・紀伊半島・下北半島などでは絶滅が懸念されています。

 そのような状況の中、1999年には鳥獣保護法が改正され、クマ類に関しても従来行
われてきた「出没したら、即刻、駆除」というその場しのぎの対処療法ではなく、地
方自治体が主体となり保護管理計画を立案し、実施していくことが定められました。
長野県においてもツキノワグマを保護することへの社会的な関心が高まる一方で、農
林業被害や人身事故の多発により、その保護のあり方が問われるようになってきまし
た。長野県はツキノワグマ個体群を健全な状態で維持することを基本的な理念とし
て、1995年に県独自に「ツキノワグマ保護管理計画」作成しました。さらに今年度中
に現計画の見直しが行われ、法制度に基づいた「特定鳥獣保護管理計画」へと移行す
る予定になっています。

 軽井沢町においては、数年前からツキノワグマが夜間に街なかを徘徊し、ゴミ集積
所のゴミ、家庭にあるコンポストや野外に出してある冷蔵庫を漁るなど人家周辺への
出没が頻発しており、今後この大型の野生動物とどのように付き合っていくべきかが
大きな課題となっております。また、「自然との共生」を目指す軽井沢町としてもい
かに地域住民の安全と安心を確保しつつ、ツキノワグマたちと共存していくかは今後
の重要な課題となっています。2000年下半期よりツキノワグマの被害防除と保護管理
のための調査・対策事業がスタートしております。私たちピッキオは、この事業を受
託しクマの捕獲・追跡調査、住民への啓蒙活動などを続けてきました。

 今回のシンポジウムでは、長野県行政としての取り組みをご紹介していただくと共
に、実際に全国各地でクマの被害対策や保護管理に携わっておられる方々にその活動
を紹介していただき、クマと住民や各地からの参加者と共に、クマと上手く付き合う
には「どのように考え」、「何をするべきか」、そして「何ができるのか」を考えて
みたいと思います。

★ シンポジウム開催場所付近にも、この夏クマが出没しておりました。


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