小さなキツツキのなかま、コゲラです。山に近い公園などでも見られます。 私たちの身の回りには、たくさんの植物とたくさんの動物が生息し、そして、その植物や動物たちはお互いにつながりを持って生活して命を育んでいます。さらに、空気や水、土などといった周りの環境境にも見事に順応して生活しています。
 これまで、多くの事業で行われてきた生物調査は、その場所に生育あるいは生息する種をリストアップし、貴重種などに対する保全に終始してきました。しかし、これからは種の把握はもちろん重要ですが、それ以上に、生物間の食物連鎖や相互作用という、その地域の自然を構成する『生態系』を視野に入れた調査が求められます。ひと口に生態系といってもその構造は非常に複雑で、からみ合ったクモの巣のようなものです。この生態系を解明するためには、生物に関する豊富な知識と、多くの現地調査を経験してはじめて習得できる環境を見る目(その環境にどんな生物が存在するかを見極める目)が必要となります。


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