悪臭測定

工場や事業場からの悪臭は、悪臭防止法で規制基準が定められています。 特定悪臭物質の濃度による規制(第4条-第1項)と、特定悪臭物質以外の悪臭原因物質の「臭気指数」や 「臭気排出強度」による規制(第4条-第2項)があります。

<臭気指数・臭気排出強度について>

第4条-第2項の「臭気指数」とは、人間の嗅覚によってにおいの程度を数値化したもので、 一定の条件でサンプリングした敷地境界線での気体や、敷地外に排出された水を、 臭気判定士のもとで判定試験を行って「臭気指数」を求めます。 判定された臭気指数は、規制基準と比較します。

一方、「臭気排出強度」とは、排出気体の臭気指数と流量をもとに計算される値で、 排出口の高さ(高さ15mが境)に応じて算出方法が異なります。